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2013年01月06日(Sun)

【読了】花×華 (電撃文庫) ※ネタばれが含まれます

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※ネタばれが含まれますので、お嫌いな方はおやめください













データ

「花×華」

著作:岩田洋季

著作リスト
「灰色のアイリスⅠ~Ⅴ」
「護くんに女神の祝福を!①~⑫」
「護くんに番外編で祝福を!①~④」
「月の盾」
「ましあのいちにち①、②」
「花×華」

イラスト:涼香

イラスト兼原画家

代表作は「あかね色に染まる坂」「星空へ架かる橋」



概要

高校2年の春休み、園端夕の許に届いた心揺さぶるラブレター

だがその手紙に記された”はな”という女の子の心当たりは二人いた

一人は身長も低く周囲から”華さま”と慕われる

愛らしいミニチュア人形のようなお嬢様「東雲華」

もう一人は元気で運動神経もよく、

どこか俊敏は小動物を思わせるポップでキュートな「成宮花」

その二人ともが同じクラスになって、

席替えでも強引に隣にやってきて、

さらに、夕と同じ映像研に入ってくるほど猛烈なアピールを繰り返してくる

手紙の主が気になる夕は、彼女たちをヒロインにして一緒に映画を撮り始めるのだが・・・

”だぶるはな”で贈る学園ラブコメ登場!




感想

発行が2010年3月初版と、あまり古くないが衝動買い。

イラストが見たことあると思っていれば「染ま坂」「星空」と聞いて納得。

私生活に潤いをと読み始めてみた。

まず目を引くのは花の表紙。

少し勝気っぽい目といたずらっぽい口元に惹かれる方も多いのでは。

1枚めくれば花と華のイラスト数枚。

なんとなく無気力系主人公の学園ラブコメが想像されるのは難くないだろう。

構成で言えば

①花と華と夕の出会い

②学園ラブコメ一直線

③花と華の関係云々

④夕くんの力で解決

⑤映像完成END

の流れで、終始学園イチャイチャラブコメのノベルゲームの様。

はじめからラブレターのくだりと初っ端からのラブコメに面を食らう。

文章としては、はじめから中盤にかけての説明不足感がある。

文章自体はキャラクターの若々しさや、感情の起伏、言葉の読みあいなどうまく出来ているのだが、

なんとなく文の構成として説明が抜けているように思える。

中盤から後半にかけてはあらかじめ構成されていたようで、

構成の「飛び」はなく、すんなりと受け入れることが出来た。

全体的に女の子の魅力をうまく表現出来ていて、

花の元気さや躍動感、華の優雅さやしたたかさはとても伝わりやすい。

しかし、男性陣の表現、特に主人公の感情や思考に違和感を覚える方もいるかもしれない。

基本的に無気力無個性な主人公が映像を通して強い意志を持っていくまでは理解できたが、

その熱意に理由が薄く、花や華に対する気持ちもその薄さから、時々病的に思えてしまう節があった。

全体通してキャラクターに魅力があったため、その点残念である。

しかし、それを除けば学園ラブコメらしいイチャラブ感と青臭さがあり、

読み終わるとニヤついている自分に気づくはずだ。

句読点や「」を多用し、息遣いや疾走感を表現しすぎるあまり厨二感があるが、

学園ラブコメには少々臭い方が個人的に好きなのかもしれない。

王道学園ラブコメの称号も夢ではないかもしれない。


ただ一つ気になるとすれば、先も言った通り、

よくもわるくも「学園イチャイチャラブコメのノベルゲームの様」である。

言ってしまえばギャルゲの様である。

この文体であれば、どちらかと言えば小説よりも映像やシュミレーションゲーム

といった媒体の方がより魅力的に作品を表現できるのではないかと思う。

なんとなくアニメ化を意識しすぎているか、小説に戻りきれていない感か、は否めないが、

この作品はライトノベルというより「ゲームの1ルート分を区切ったもの」

という表現のほうが合っているのかもしれない。

どちらにせよライトノベル。

読みものというより娯楽の小説。

良くも悪くもキャッキャウフフな内容なので、

興味のある方は手に取ってみるのもいいかもしれない。
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