どうも、妖精です
今現在非常に感動しているので、まじめな記事を書きます
先ほど、秒速5センチメートルを見てきました
この先はネタばれに入るので
気にしない方、もしくは、もう見た方は追記の方に進んでください
それ以外の方は、今日僕の記事はクソだったと、速攻で次の作業に移ってください
見た方は分かると思いますが、多分はっきりとした理由は分からないけど、異常に切なくなった方も少なくないと思います
あえて言いますが、僕はこの手は嫌いではないにしろ、好きではないです
個人の意見なんて聞いてませんが
多分恋するっていうのはこういうことなんだと思いました
秒速に関して、どうして彼女たちは強いのか
そして、どうして男視点での結末なのか
多分間違いなく、男は弱いんです
何に関しても、プライドは高く、打たれ弱い
まだ、若い時代は、あまり差はないでしょうが
先に行って、根本的なところで、圧倒的に違ってくる
一般に言う、男の方が引きずりやすい、というのを典型的に表現した作品な気がします
きっと、誰もが持っていて、しかし、一番弱いところ
好きな誰かを受け入れてしまった瞬間に訪れるジレンマ
埋める作業も知らないで、行く宛てのない気持ちだけを抱えてしまう苦悩
映画というエンターテイメント、しかも、アニメというフィクションでありながら
人を好きになり、離れがたいのに、圧倒的な現実の前に打ちひしがれるという、あまりにリアルなノンフィクション
あえて言いますが、僕は諦めに似た感情で終わるものは、あまり好みません
僕はオタクである以前に人間で、人には笑顔が似合うと信じているからです
あの終わり方で、笑えた人は誰なのか
最後、彼女は何故メールを送ったのか
いい足りないことは多々ありますが
恋が人を成長させる
っていうのは、少なからずテーマに引っかかっているような気がします
多分、あれは
悲観的な意味合いというより、その先での悲観的
でない未来(ここ重要!)の印象がつよい終わり方だったと思うんです
だから、
1幕で 恋の切なさと、素晴らしさを説き
2幕で 人の想いと、強さについて説き
3幕で 踏み出す力と、振り返る大切さを説く
そんな構成だった気がしないでもないんです
そのうえで、明里が遠野くんではない人と結婚し
過去にとらわれない一歩を踏み出したラスト
だからこそ、区切りとけじめの意味でメールをし
すれ違った線路で振り返らず歩いていく
線路だったのは、多分過去の自分たちとの決別でしょう(と思う
二人が会っていた時は電車が重要でしたからね
でもやっぱり遠野くんは弱いから、振り返ってしまう
そのとき、もし明里がいてしまったら
振り返ってしまったら
多分エンディングの感想は変わっていたでしょう
でも、明里はいなかった
このとき初めて、遠野くんの過去は断ち切られたのです(多分
だからこそ、最後の一瞬悲しそうな表情をして、歩いていくんです
メールに返信しなかったのも
電話に出なかったのも
多分彼は、まだ迷っていたのでしょう(多分
彼の生活にも、気持ちにも、区切りがついていなかったように思います
だから、線路ですれ違っても、すぐには振り返らなかった
しかし、彼女のおかげで、また一歩先に踏み出すことができた
だからこその恋なんだと思います
大切なつながりであり、辛い過去の足かせであり、成長の糧である
そんなことを表現した作品だと思いました
クソまじめに書きましたが、読みが浅く、早計な解釈も多々あるでしょう
突っ込みも大いに受け付けます
ぜひとも、いろいろな意見もお聞きしてみたいです
が
見終わってすぐの感想はこんな感じです
今後、何かの拍子にちょろっと出てくるかも知れませんが
できるだけ、まじめな記事は避けたいと思います^^;
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